2025-10-13

『旅の建築フィールドノート術』刊行記念/渡邉義孝×三文字昌也 トーク&サイン会

31年間で54の国と地域を巡り、「生きた時空間」の中で建築と出会いつづける建築家・渡邉義孝さんの、旅の記録術をまとめた『旅の建築フィールドノート術』刊行を記念したトークイベントです。

ちなみに3000頁超を超えるノートの半分以上は、渡邉さんが足しげく通う台湾の建築たち。特に、日本統治時代の日式建築の調査やフィールドワークの成果が掲載されています。長年のノートづくりに裏打ちされた図法選択や聞取り・実測手法、速記や時短着彩のテクニック、人や食の描き方は、そのほとんどが台湾の地で洗練されてきたといっては過言ではありません・・・!

今回はゲストに、台湾の都市計画史・銭湯や夜市などを研究する都市デザイナーの三文字昌也さんをお招きし、台湾通のお2人だからこそ見えてくる台湾建築の魅力、おすすめ鑑賞術、好きな地方や土地の見方・楽しみ方、建築実測苦労話などなど・・・ざっくばらんにトークを繰り広げていただきます。



■イベント詳細
日 時:2025年10月13日(月・祝) 15:00~16:30(予定)
定 員:40名
場 所:誠品生活日本橋 イベントスペース「FORUM」
参加費:対象書籍「旅の建築フィールドノート術」(2,640円(税込)) をイベント当日、レジにてご購入ください。受付にてレシートを拝見させていただきます。
※イベント終了後にサイン会を開催いたします。お持ち込みの書籍は対象外とさせていただきますので予めご了承ください。

★参加いただいた方には、イベント参加特典として本書未収録のノートをまとめたミニ冊子をプレゼントします!

イベントお申込みはこちら

  • ■登壇者ご紹介
    渡邉義孝
    一級建築士、風組・渡邉設計室代表。尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト副代表理事として空き家再生・空き家バンク事業を担当。1966年生まれ。住宅設計、民家再生、文化財調査等の業務のかたわら、主にユーラシア各地の伝統的建築のフィールドワークを続け、訪問国は54ヶ国・地域。『中国新聞セレクト』にて連載中。2011年に東アジア日式住宅研究会メンバーとして台湾に渡り、以降35回渡航。スケッチや実測図面をまとめて2019年に中国語版『台湾日式建築紀行』を台湾で出版(時報出版社)。2022年に日本語版『台湾日式建築紀行』(KADOKAWA)を出版。2019年から台南市観光顧問を務め、台湾ユニット老屋顔とともに講演も行う。著書は他に『風をたべた日々─アジア横断旅日記』(1996年/日経BP社)、共著に『セルフビルド 家をつくる自由』(2007年/旅行人)など。

  • 三文字昌也
    都市デザイナー/合同会社流動商店 代表。東京大学特任研究員・東京藝術大学建築科教育研究助手。1992年神奈川県生まれ。東京大学大学院都市デザイン研究室で台湾の都市計画史・銭湯や夜市などの生活施設を研究しながら、2018年より「合同会社 流動商店」を起業。国内外で都市と建築の空間設計と計画策定、銭湯や旅館など歴史建築のリノベーション活用等に携わる。2023年「マツコの知らない台湾夜市の世界」。2025年博士論文「近代台湾の都市生活施設の形成史」で博士(工学)、日本都市計画学会論文奨励賞受賞。

  • ■書籍のご案内
    著者:渡邉義孝
    出版社:学芸出版社
    価格:2400円+税
    ISBN:978-4-7615-2937-6
    発売日:2025-09-10
    書籍紹介:建築体験とは、その地で食べた屋台飯や雑踏の匂い、喧騒、道行く人のふるまいや耳にした会話と不可分だ。31年間で54の国と地域を巡り、「生きた時空間」の中で建築と出会いつづける著者による旅の記録術。3000頁超のノートづくりに裏打ちされた図法選択や聞取り・実測手法、速記や時短着彩のテクニック、人や食の描き方。

■お問い合わせについて
Peatixメッセージ、もしくはお電話にて承ります。
誠品生活日本橋:03-6225-2871(平日11時~20時/土日祝10時~20時)