新種のアンモナイト化石の名づけ親になったり、博物館で展示を作ったり……。
ときに悩みながらも古生物学研究を一歩ずつ進めていく!
アンモナイトを研究する古生物学者・相場大佑さんによる冒険的研究エッセイ『僕とアンモナイトの1億年冒険記』。
その刊行を記念して、展示とトークイベントを開催します。
古生物学者になるまでのお話や本に書ききれなかったこぼれ話、アンモナイトクイズ、など、親子で楽しめるトークです。
当日は、実物のアンモナイト化石を触ることもでき、来場者には先着でアンモナイトのレプリカプレゼントも。
書籍を購入された方には相場さんのサインをお入れします。
春休み、親子でぜひお越しください。
同時開催!「僕とアンモナイトの1億年冒険記」展
期間中、アンモナイトの実物や、相場さんが描いたアンモナイトの復元画を展示します。
展示は期間中、無料で観覧可能です。
期間:3/21(火祝)~4/9(日) 11:00~20:00 ※誠品生活日本橋の営業時間に準ずる
場所:誠品選書コーナー
観覧料:無料
■イベント情報
日時:2023年3月21日(火祝)14:00~15:30(終了時間は変更の可能性あり)
場所:誠品生活日本橋内 イベントスペース「FORUM」(COREDO室町テラス2F)
参加費 :無料
定員:40名(お座席が必要な枚数分お申込みください。)
※社会情勢によりイベントを延期、中止する場合がございますので、予めご了承下さい。
※お客様都合によるキャンセルは、ご遠慮ください。
※会場へお越しの際は下記のご注意を必ずお読みください。
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会場観覧
僕とアンモナイトの1億年冒険記
著者:相場大佑
出版社:イーストプレス
価格:1,650円(税込)
ISBN:978-4781621555
本書は、昨年から全国巡回が始まり、好評を博している『ポケモン化石博物館』監修者であり古生物学者の相場大佑さん初のエッセイです。
「本当にやりたいことなんてあるのだろうか――」
大学の数学科に進むも、行き詰まりを感じていたある日。部屋の整理をして出てきたのは、絵本「せいめいのれきし」。幼き日に魅せられた恐竜が、心の中に「よみがえった」瞬間でした。
大学院から古生物学研究を志した相場さんが、試行錯誤しながら、研究をすすめていく過程は、ワクワク感に満ち溢れています。
また、最終章では、古生物学や研究について、率直な思いをつづっています。古生物ファンに限らず、この閉塞した現代社会を生きる多くの人にとって、とても重要な「センス・オブ・ワンダー」を心に灯せる1冊です。
相場大佑(あいば・だいすけ)
1989年 東京都生まれ。2017年 横浜国立大学大学院博士課程修了、博士(学術)。2015年 三笠市立博物館 研究員、2017年より同館 主任研究員。専門は古生物学(特に、化石頭足類アンモナイトの分類・進化・古生態)。北海道の白亜紀層から特徴的に見つかる”異常巻きアンモナイト”の進化史の解明をテーマに、これまでに2新種を記載したほか、アンモナイトの生物としての姿に迫るべく、殻形態の性差や生活史などについても研究を進めている。 また、巡回展『ポケモン化石博物館』を企画し、総合監修を務める。近著に、『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』(共著:山と溪谷社、2022年12月)、『自然科学ハンドブック 化石図鑑』(監訳[分担]:創元社、2023年2月予定)