会社の社会史 | 第3回 女性が勤めること ー女性の会社的地位ー| WORKSIGHTイベントシリーズ全7回
日本人にとって「会社」とはいったい何なのか。
明治期に西洋よりもたらされたその概念を、日本人はどのように社会のなかに位置づけ、どのように我がものとしてきたのか(あるいはいかにして「我がもの」にできずにきたのか)。開国以来150年、日本人はいかに「会社」というものと格闘してきたのか。
会社のあり方そのものが問われている現在、改めて日本人と会社をめぐる、わかったようでわからない関係性を考え直す、〈経営民俗学〉という新たな試み。
11月からスタートした全7回のイベントシリーズ「会社の社会史ーどこから来て、どこへ行くのか?」。コクヨのオウンドメディア「WORKSIGHT[ワークサイト]」のプログラムとして、民俗学者の畑中章宏さん、WORKSIGHT編集部から山下正太郎さん(ヨコク研究所所長)、若林恵さん(黒鳥社・編集者)の3名をパネラーに、日本人と会社についてさまざまな角度から考えていきます。
第3回のテーマは、『女性が勤めること ー女性の会社的地位ー』。
これまでの日本で女性の「働き」はどのように評価されてきたのか。そして近代以降、現在に至るまでの「社会」と「会社」で、女性は能力を十分に発揮してきたのか――。
民俗学者・宮本常一が発見した女性たち固有の「世間」観や、歴史学者・網野善彦が検討課題とした女性の列島社会における「地位」論などを参照しながら考察していきます。
たくさんのご参加お待ちしております!
※第4回は2023年4月開催を予定しています。開催1ヶ月前に告知開始予定ですので誠品生活日本橋、黒鳥社のSNSをぜひフォローください。
■イベント詳細
日時:日時:2023年1月17日(火)19:00~20:30(終了時間は変更の可能性あり)
場所:誠品生活日本橋内 イベントスペース「FORUM」/オンライン(Zoomウェビナー)
参加費 :会場観覧 1,500円(税込)
オンライン 1,000円(税込)
定員:会場30名/オンライン900名
イベントお申込み、詳細はこちら
会場観覧/オンライン
■アーカイブ配信につきまして
・イベントチケットご購入の方限定で、後日アーカイブを配信予定です。
・アーカイブ配信のみご希望の方はオンラインからお申し込みください。
・アーカイブ視聴用URLはPeatixメッセージにて配信いたします。
また、第1回のアーカイブも配信いたしますので、そちらも併せてご覧ください。
・なお、配信URLの第三者への開示、共有、録画、録音等は固く禁じます。
▼WORKSIGHT[ワークサイト]とは?
コクヨが掲げる「自律協働社会」というありたい社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究していくメディア「WORKSIGHT[ワークサイト]」。コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボ・ヨコク研究所とコンテンツメーカーの黒鳥社が中心となり構成された編集部が、ニュースレター(毎週火曜日配信)を中心に、書籍、イベントなどコンテンツを展開中!
▷ニュースレターの登録はこちらから
https://worksight.substack.com/
畑中章宏 Akihiro Hatanaka
1962年、大阪府生まれ。民俗学者。民間信仰・災害伝承から最新流行の風俗まで幅広い対象に取り組む。著書に『災害と妖怪』『忘れられた日本憲法』(ともに亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ともにちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(ともに春秋社)ほか多数。
山下正太郎|Shotaro Yamashita
本誌編集長/コクヨ ヨコク研究所・ワークスタイル研究所 所長。2011 年『WORKSIGHT』創刊。同年、未来の働き方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.」(現ワークスタイル研究所)を立ち上げる。2019年より、京都工芸繊維大学 特任准教授を兼任。2022年、未来社会のオルタナティブを研究/実践するリサーチ&デザインラボ「ヨコク研究所」を設立。
若林恵|Kei Wakabayashi
黒鳥社コンテンツディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て 2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『さよなら未来』(岩 波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』、『週刊だえん問答』など。「こんにちは未来」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
https://blkswn.tokyo/