2020-03-19

【開催延期】『点・線・面』刊行記念 隈 研吾 トークショー

【ご注意】2/29追記
このたびの新型コロナウィルス対応のため、イベントの開催を延期(期日未定)とさせていただきます。
誠に申し訳ございません。
今後の開催情報は、決定次第、別途お知らせいたします。

トビケラの幼虫は、小さな点のような身近な素材を集めて巣を作る。
この虫をまねて、身体のような建築を作れないだろうか。
あるいは、日本の伝統木造建築が磨いてきた、
細く、移動する線を、今再び取り戻すことはできないだろうか。
そして、砂漠で一枚の布が、
テント暮らしを続けるベドウィン達の生命を守っていたように、
面の持つしなやかな力を活かせないだろうか――。

著者は、歴史、自然、そして新しい物理学のうちに、点と線と面とを求め、ヴォリュームを越える道を探り続けてきました。
新著では、木や石、そして土などの、物質と対話を重ねながら、また、時間についての思索を深めながらたどり着いた新しい世界、そしてその扉を開くまでの実践と思想が綴られています。
こうして、著者の原点となる思想を書き下ろした新著は、新しい時代を生きる人々のための「方法序説」と呼べる本となりました。

小さな本ですが、ここに込めた建築家の思いは大きくそして熱いものです。
ご本にこめた思想について、直接お話を聞けるまたとないチャンスです。
どうぞご期待ください。

イベント概要
『点・線・面』(岩波書店) 刊行記念
隈 研吾 トークショー
「新しい建築のための方法序説」

【講師】隈 研吾
【日時】2020年3月19日19:00 〜 20:30 ※開場18:30~
【場所】COREDO室町テラス2階 誠品生活日本橋 FORUM
【ご参加】無料。椅子席 50名(事前にご予約が必要です)
ご予約はこちら
【協力】岩波書店

  • 出演者プロフィール
    隈 研吾
    1954(昭和29)年、神奈川県生まれ。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。
    コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員をつとめた後、90年、隈研吾建築都市設計事務所を設立する。慶應義塾大学、イリノイ大学アーバナ・シャペーン校にて教鞭をとった後、09年より東京大学大学院教授。
    初期の主な作品として、亀老山展望台(1994年)、水/ガラス(1995年、全米建築家協会ベネディクタス賞受賞)、那珂川町馬頭広重美術館(2000年、村野藤吾賞受賞)などのほか、近年注目を集める作品として、中国美術学院民芸博物館(2015年)、V&A・ダンディー(2018年)、国立競技場(2019年)などがある。
    著書として、『負ける建築』(2004年、岩波書店)、『つなぐ建築』(2013年、岩波書店)のほか、『場所原論』(2012年、18年、市ヶ谷出版社、全2冊)、『建築家、走る』(2015年、新潮文庫)、『隈研吾 オノマトペ 建築』(2015年、エクスナレッジ)、『隈研吾作品集 2006-2012』(2012年、ADA EDITA Tokyo)など多数。
    海外での翻訳出版も続いている。

ご注意事項
・ご予約後、当日はイベント開始時間30分前より先着順にて受付を開始いたします。
・お席は自由席となります。
・開始10分前 までに受付を済ませご入場ください。
・開始5分前となりお席が空いている場合、ご予約のない方も先着順にて受付をいたしますのでご了承ください。
・定員となり次第、受付を終了させていただきます。
・会場内のお立見はご自由でございます。
・当日のイベントの模様は誠品生活日本橋スタッフが動画・写真撮影を行い、誠品生活日本橋が運営・許可するメディアに掲載させて頂く場合がございますのでご了承ください。