
国際女性デーに合わせ、あなたに贈りたい書籍を厳選。
私が選ぶ“現代のシンデレラ”
“シンデレラ”―この名前に皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?
不幸な生い立ちにも屈せず幸せをつかんだ女性の象徴として使うこともあれば、
お金持ちの男性と結婚して幸せにしてもらう女性、といったイメージで捉えられることもあるかと思いますが、
自らの力で自分らしい生き方を選んだ素敵な女性の象徴として“シンデレラ”を捉えるとしたら…。
編集者、当店の店員がおすすめしたい、“現代のシンデレラ”が登場する本を選びました。
男性目線のジェンダー論
近年、フェミニズムの流れが大きくなるにしたがって男性学関連の書籍も増えてきています。
「ジェンダー平等」を実現するには、男性が男性であるゆえに抱えている抑圧についても
知っておくことが不可欠ではないでしょうか。
起業する女性たち
ジェンダーギャップ指数(GGI)2024年ランキングにおいて
日本は156か国中118位で主要7か国(G7)では最下位です。
しかしそのような厳しい現状であってもリーダーシップを発揮し新しいムーブメントを起こしている女性たちがいます。
その存在はキャリアアップ、起業、社会的課題に挑戦する方への力強いメッセージとなることでしょう。
〈女性〉という眼鏡で覗く世界
女性の思想家の名前を、あなたは何人挙げられるでしょう?
男性だから、女性だから、ノンバイナリーだから…
性別で分けること自体ナンセンスですが、
女という性別で今の時代を生きる人々の本を通して、新しい世界の見方に触れてみませんか。
同性のあなたも、その中にはこんな眼鏡もあったのかという気づきがありそうな本を選びました。
あなたの物語を描こう
あなたは自分についてどれぐらい知っていますか?
自分自身を見つめなおす機会になる一冊を手に取ってみてください。
常識にとらわれない女の子たち~長くつ下のピッピ80周年に寄せて~
「長くつ下のピッピ」が出版されてから80周年を迎えます。
ピッピの豪快な行動に子どもたちはピッピをずっと支持し続けてきました。
そんなピッピや彼女のように常識にとらわれない女の子が主人公の作品を紹介いたします。
「国際女性デー」とは
3月8日は「国際女性デー」です。
1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。
またイタリアでは、女性に感謝を込めて、愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られていることから、「国際女性デー」でもミモザがモチーフとして取り入れられています。