2022-10-13

『この父ありて 娘たちの歳月』刊行記念 梯久美子さんライブトーク

『この父ありて 娘たちの歳月』(文藝春秋10月25日発売予定)刊行記念 梯久美子さんライブトーク 対談のお相手:酒井順子さん

太平洋戦争の戦中・戦後を生きた9人の著名な女性作家たちと、その父との凄烈な関わりを描いた一冊が、ノンフィクションの第一線で活躍する梯久美子さんの最新作『この父ありて 娘たちの歳月』です。昨年日本経済新聞で連載され、大きな話題を呼びました。
目の前で父を惨殺された娘、二・二六事件で父が投獄された娘、自らを高名な作家の「犠牲者」だと語る娘、貧苦の中でも自身の哲学を貫いた父を、生涯の範とした娘―。それぞれ唯一無二の父娘関係を通して、後世に残る作品を生み出しました。
この本の刊行を記念して、11月3日の文化の日に、日頃から“女性がものを書くとはどういうことか”を考えて来られたという梯久美子さんを会場にお招きし、お話を伺います。対談のお相手は、同じく女性の書き手として『負け犬の遠吠え』などの著作で知られ、洒脱かつ鋭い社会批評を続ける人気のエッセイスト、酒井順子さんです。
たくさんのご参加をお待ちしております。

■イベント情報
日 時:2022年11月3日(木)19:00~20:30(終了時間は変更の可能性あり)
場 所:誠品生活日本橋/オンライン
定 員:30名/150名
★当日会場ご参加のお客様には、会の終わりに梯久美子さん、酒井順子さんのミニサイン会にご参加いただけます。
参加費:2,400円

※お申し込み期限
 会場観覧:10月27日(木)12:00まで
 オンライン:11月2日(水)12:00まで
※お客様都合によるキャンセルはご遠慮いただいております。
※社会情勢によりイベントを延期・内容変更・中止する場合がございますので、予めご了承下さい。

イベントの詳細、お申込みはこちら
会場観覧:https://seihin1103konochichi1.peatix.com/
オンライン:https://seihin1103konochichi2.peatix.com/

ご参加お待ちしております。

  • 梯 久美子(かけはし くみこ)
    1961年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。
    2005年のデビュー作『散るぞ悲しき』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。
    同書は米、英、仏、伊など世界8か国で翻訳出版されている。
    16年刊行の『狂うひと』で読売文学賞、芸術選奨、講談社ノンフィクション賞を受賞。
    その後も、『原民喜』『サガレン』など、話題作を発表し続けている。

  • 酒井順子(さかい・じゅんこ)
    1966年、東京都生まれ。高校在学中に雑誌にコラムを発表し、デビュー。
    大学卒業後、広告会社勤務を経て、エッセイ執筆に専念。
    2004年『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞、婦人公論文藝賞をダブル受賞。
    その他、『無恥の恥』『うまれることば、しぬことば』『女人京都』など著書多数。

  • 『この父ありて 娘たちの歳月』
    石牟礼道子、茨木のり子、島尾ミホ、田辺聖子、辺見じゅん……。
    不朽の名作を生んだ9人の女性作家たち。
    唯一無二の父娘(おやこ)関係が生んだ、彼女たちの強く、しなやかな生涯。

    『狂うひと』『原民喜』『サガレン』など、話題作を発表し続けるノンフィクション作家が紡ぐ、豊穣たる父娘の物語(ナイン・ストーリーズ)。