2024-07-20

【クッキングイベント】本から伝わる台湾の香り

暑い夏の午後、誠品書店で爽やかな書籍と台湾新米の香りに浸りませんか。
台湾の伝統料理ならではの素晴らしい味わいをご堪能ください。
イベントでは、台湾の作家焦桐『味の台湾』から宴席の名物料理「紅蟳米糕」を、台南にある阿霞飯店(アーシィアレストラン)のシェフ、吳健豪(ウー・ジャンハオ)氏が調理します。
新鮮な紅ガニの磯味ともち米の芳醇な香りを組み合わせたこの料理は、一口食べると山海の隔たりを超えて、一瞬で伝統的な台湾のテーブルに戻れます。

当企画は、食欲をそそる料理に加えて、文化を共有することにも心を尽くしています。
「紅蟳米糕」の調理過程とその文化的意味を共有し、味の真髄を深く理解していただきます。
これは味覚の旅だけでなく、魂の饗宴でもあります。

■イベント情報
日 時 :2024年8月7日(水) 13:00~14:00
場 所 :誠品生活日本橋 誠品生活市集 「COOKINGSTUDIO」(COREDO室町テラス2F)
開 場 :12:50~
参加費 :無料
定 員 :15名
※「紅蟳米糕」をご試食いただきます。
※予告なくイベントを延期、中止する場合がございますので、予めご了承ください。

イベント詳細・お申込みはこちら
8/7(水)【クッキングイベント】本から伝わる台湾の香り

  • 呉健豪(ウー・ジャンハオ)

    台南で看板を掲げるということは、ただ老舗の味を守るということだけでなく、先代から引き継いだ理念を継承するということである。お客様のテーブルに出す料理は、美味しい料理であると同時に店が努力して守ってきた伝統でもあり、味も香りもよく、また温かい人情を感じさせる料理でなければならない。
    「A SHA阿霞飯店」四代目のオーナー兼料理長、幼い時からレストランが遊び場で、店に対しては深い思い入れがあります。老舗を継ぎながら、現状に甘んじることなく、「錦霞楼」、「鷲嶺食肆」といった系列店も立ち上げました。新たなレストランの形を模索しながら、名物の味を守り、同時に社会福祉についても取り組んでいます。

  • A SHA阿霞飯店(アーシィアレストラン)

    1940年創業。100年近い歴史の中で「調理に集中、真心接客」の精神で、手作りの名物料理とプロフェッショナルな接客によって、台湾料理文化の真髄を体現、お客様への尊重、感謝の気持ちを届けています。
    店は屋台の五目麺売りから始まったときより、カラスミ焼き、ワタリガニおこわ、五柳枝(魚のあんかけ)まで、地元の食材を使うことにこだわって、真心こめて作っています。台湾の味だけでなく、台湾の人情も味わっていただけます。

  • 台湾珍味文学展

    近年、日本で大きな話題となっている台湾料理といえば、まず「タピオカミルクティー」、「小籠包」、「マンゴーかき氷」といった庶民的なグルメが思い浮かびます。しかし、実は時を遡ること100年前、1903年に大阪で開催された第五回勧業博覧会の「台湾館」において、すでに「台湾料理」は多くの人々の注目を集めていました。

    本展示会では、近年日本で流行した台湾小吃から、台湾ローカルの宴席料理、さらには先住民料理までを取り揃え、台湾式宴会でよく見られる円卓形式で12種類の料理をはじめ、盛りだくさんな内容を紹介します。台湾文学作品の抜粋と展示ガイドにより、来場者の方々に台湾の食文化を深く理解していただける内容となっています。作家たちが綴った文字を通じて、台湾ローカルの味を堪能することで、台湾文学の魅力も再発見できることでしょう。

    また、8月7日(木)午後には、誠品生活日本橋で「本から伝わる台湾の香り」を開催し、台湾宴会料理の有名な老舗「A SHA阿霞飯店」の第4代経営者兼料理長呉健豪氏を招いて、本展示会に収録された文学作品の中から、台湾宴会料理の名物「紅蟳米糕」の調理を実演いたします。どうぞお見逃しなく。

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