
BOOK FAIR
・「誠品選書 5年の歩み」9/2(月)~9/29(日) 誠品生活市集前特設会場
・「大人になった自分を支えてくれている本たち」9/6(金)~10/6(日) 児童書フェア台
・「WE LOVE Sherlock Holmes!」9/6(金)~10/6(日) 文芸書エリア
・「江戸文化の発祥の地 日本橋」9/6(金)~10/6(日) 雑誌エリア
・「じゃない方の世界史」9/6(金)~10/6(日) ビジネス書フェア台
・「『資本論』を読み返す」9/6(金)~10/6(日) ビジネス書フェア台
誠品選書 5年の歩み
台湾の誠品書店では、毎月「誠品選書」を選出しています。
1990年11月のスタート当時から、選書の基準を「すでに重版されたもの、版権のないもの、一時的に流行しただけのもの、通俗的な本は選ばない。学術的、専門的なもの、一般向けのものなどを問わず、難しいものである必要はないが、創作と出版に対する誠意があるものならジャンルを問わず推薦書籍とする」としました。
2019年、東京の日本橋にオープンした当店でも、「誠品選書」を通して読者に誠品の観点を伝えていきたいと考えています。日本の多種多様な出版物の中から、その月の代表作で、話題性、独創性があり、編集が優れている書籍をセレクトし、プレゼンテーションと投票によって毎月8点の誠品選書を選出しています。
これまでの5年間で選ばれたものの中からよりすぐりの作品を集めました。
<参考書籍>
・13-ハンセン病療養所からの言葉/トランスビュー
・膠を旅する/国書刊行会
・ポール・ヴァーゼンの植物標本/リトル・モア
大人になった自分を支えてくれている本たち
幼いころ読んだ本の1ページ。大人になったお自分の支えになっている本を、当店のスタッフが未来の子供たちに向けておすすめいたします。
<参考書籍>
・はじめてのおつかい/福音館書店
・おしいれのぼうけん/童心社
・やっぱりおおかみ/福音館書店
江戸文化の発祥地 日本橋
江戸時代の日本橋は、商業だけでなく絵草紙や浮世絵などの印刷物や、
江戸歌舞伎や人形浄瑠璃などの芝居、落語といった大衆芸能といった
文化が盛んになったことでさらなる賑わいを見せました。
江戸文化の発祥地、ここ日本橋であらためて伝統文化の良さを感じ
後世に伝えていきませんか。
〈参考書籍〉
・江戸文化入門/河出書房新社
・江戸落語で知る四季のご馳走/平凡社
・歴史を旅する絵本 夢の江戸歌舞伎/岩波書店
じゃない方の世界史
私たちが生きるこの混沌とし複雑な社会を1冊にまとめた教科書などありません。
過去を知り、先人たちの失敗に学び未来につなげるには様々な視点から物事を見ることで、本当に大切なことをあぶりだしていくことが必要なのでは。
<参考図書>
・移民は世界をどう変えてきたか/慶應義塾大学出版会
・左利きの歴史/白水社
・ブックセラーの歴史/原書房
『資本論』を読み返す
資本主義は限界にきているのか。
新しい可能性はあるのか。そもそも資本主義とは何か。私たちは自らの将来と重ねて「資本主義」を問い直すべき変革の時を迎えています。
<参考書籍>
・武器としての「資本論」/東洋経済新報社
・うしろめたさの人類学/ミシマ社
・チュンキンマンションのボスは知っている/春秋社